悪性リンパ腫、抗がん剤治療6回目。免疫機能に危機迫る?
2017.12.06.
非ホジキンリンパ腫:節性辺縁帯B細胞の深冬です。
抗がん剤治療6回目!
最後の投与が終わりました。
前日の夜は、しんどかった色んな事が頭の中に甦ってよく眠れませんでした。
それは仕方がなかったのですが、疲れ切ってるはずの投与1日目の夜もなかなか眠れず。
睡眠薬も精神安定剤も効かない!
というようなことを、2日目の問診の時に訴えると、
「抗がん剤って、興奮させるような成分もあるから」
とのこと。
ではそれも仕方がない事。
耐えましょう!
吐き気、便秘、腹痛、下痢。めまい、耳鳴りと、抗がん剤の副作用にぐるぐる振り回されて。
プレドニン(ステロイド)の服用量が減るとガクンと調子が悪くなるのに、恐るべし合成副腎皮質ホルモン剤とか思いつつ。
線維筋痛症の痛みにため息をついて。
さて後は治療結果の検査の日はいつになるのかと、終わった気分、そのままで行った抗がん剤投与後2週間目の診察日。
「免疫落ちてるから、補っておきたいんだけど。冬になると色々あるから」
そう言って、主治医先生が示した血液検査結果。
免疫グロブリンGの値が「475」。正常値は「1700~870」だからかなり下です。先月も「557」だったからちょっと気になってはいたのです。
で、聞いてみました。
私の悪性リンパ腫は、B細胞由来だから。
「B細胞がガン化して抗がん剤で排出されたから、B細胞が少なくなってて、IgG以外の免疫グロブリンも少なくなってるってことですか?」
免疫グロブリンは5種類、Gの他にA, D, M, Eがあります。
「正常なB細胞もダメージ受けるからね」
とのお答え。
そっか。
あの抗がん剤って、B細胞全部に体当たりしてるのね。で、ガン化してるB細胞にくっついて強制退場させてるわけだ、と今さらながらに実感しました。
つまり放っておくと、しばらくは免疫グロブリンは下がる一方で、危険値になるのですね。
そういえば血液検査結果、白血球数も気になります。前回の半分程になっているのです。正常値内ではありますが、前回と同じように好中球を増やす注射をしてるのに。
あら、まずい状況かしら?
終わってないのねガン治療。
「それでね、血液製剤って知ってる?」
「はい」
「ちょっと前に問題になったような生のやつじゃないから。」
「あ、非加熱製剤?」
「そういうのじゃないから。免疫グロブリンだけの血液製剤、しとかない? 冬、怖いから」
いつもわりと楽天的な主治医先生が、怖いと口にするくらいだから、これは心配すべき状態なのかも。
同意書にサインをして点滴。
ポタポタ落ちてくる液剤を見ながら、献血をしてくださった方々に心から感謝しました。
私、若い頃、特に深い考えもなく献血してました。
使われることなく廃棄されることもあると聞いたこともあったので、「人助け感」はゼロでした。
でもこうして助けられる側になると、ポリシーゼロでも、やっておいて良かったと思えます。
そういえば。
「血液型、Aでしょ。」
とよく言われます。
違うんです。Bなんです。そう言うと、
「ウソだぁ!」
と全否定されちゃいます。
「だって、そんなに几帳面なのに!」
血液占いでは几帳面なのはA型さんだから、と頂いた評価のようです。
が、そんな事ないです。
うちの母は几帳面ですけど。ホント呆れるくらいの記録魔ですけど。
私には、そこまでの根気はないです。
でも、あの母に育てられているので多少は······。
ただ、母もA型ではありません。
血液型占いってやっぱり当てになりませんよね、と言うと必ず同じオチになります。
「血液占い信じへんねや。間違いなくB型や!」
······いいんですけどね、別に。
閑話休題。(いえ、閑話ばっかりですけど)
年内に、骨髄穿刺とMRIをすることになりました。
検査結果は今年中に分からないかもです。
ほぼ寝たきり状態からも脱出出来そうにないですが、何か楽しい事を見つけたい!
それをここで報告したいです。
皆さま、宴会シーズン到来ですね。
風邪やインフルエンザ対策をどうかお忘れなく、お元気に過ごされますように。