白内障、要手術だそうです。
2018.4.22.
深冬です。
健康診断とは別に、年2回定期検診を受けています。
春は網膜剥離対策チェックのために眼科、秋は乳腺線維腺腫の経過観察のため乳腺外科へ。
去年の秋はがん治療の真最中だったため、乳腺チェックは見送りましたが、この春に眼科検診には行ってきました。
まだ体が思うように動かず、ほぼ一日寝込んでいるので、病院の待ち時間は覚悟していたものの少々辛かったです。
でも敢行したのは、視力が落ちたせい。この一、二年で明らかに見えにくくなってしまったのです。
メガネのレンズを変えなきゃ、その処方箋をもらわなきゃと思った訳です。
「両目とも白内障ですね。手術、何時しますか?」
と、お医者さまに言われて、思わず遠くを見てしまいました。
そういえば去年、白内障の初期と言われてました。すっかり忘れてました。
がん発覚で、バタバタな一年になってしまいましたから。
「白内障にも色々あるけれど、水晶体が硬くなっていくタイプですね。強い近視があるし、どんどん見えづらくなりますよ。」
そんなふうに言われたら、手術は必須。目の手術、怖い。泣きたい。
「手術は水晶体を人工のものに替えるものです。最近はいいレンズが出来てますから、近視を和らげることが出来ますよ。」
何それスゴイ。メガネ屋さんに申し訳ありませんこれ以上は薄くは無理ですと言わせてしまった瓶底メガネから、解放されるかもしれないってこと? 普通にフレームに納まるメガネにできるかもってこと?
それは良いです。怖い思いも報われるというものではありませんか。
ただ問題が。
3週間前の血液検査で白血球が「2200」で標準値最低ラインに届いていなかったんですけど大丈夫でしょうか。
主治医に相談しますと言って帰ってきたのですが······
手術しないという選択はありません。どんどん見えないなるのを止められるんですから。
いつ手術出来るかは、次の血液腫瘍内科の診察日待ち。
歯を抜く時、歯医者さんは白血球は「1000」あればまず大丈夫と言ってました。
眼科の先生に最低ラインの白血球数値を聞くのを忘れたのは痛恨のミスでした。
「見えるようになるレンズ」。これって保険診療ではないんじゃないの? これも聞き忘れです。
しんどかったから仕方ないです。
ネット社会に生きてて良かった。少なくとも「レンズ」についてはわかります。
で、わかったことは。
今、単焦点レンズと多焦点レンズが存在するということでした。
単焦点レンズは、近くか遠くか、どちらか一つしかはっきり見ることは出来ません。
対して多焦点レンズは、二点や三点に焦点を定められるのではっきり見える範囲が広いのです。
ただ、多焦点レンズは保険診療外。
やっぱりそうかと思う一方、単焦点レンズなら保険診療なんて、すごくありがたい事です。
近視が酷すぎて、どうせメガネなしでの生活はムリでしょうから。
とにかく今より見えれば良いのです。
本が読めて、ハンドクラフトが出来る、それがクリア出来れば問題なしです。
いつかお仕事が出来る体に戻った時も、パソコン見るのに不自由ないでしょう。
ネガティブ方面での本音をいえば、がんの再発率を考えるとお金をかけるほど残り人生多くないかもとかも考えて。
ので、単焦点レンズの保険診療は本当にありがたいです。
日本に生まれて良かった。
多焦点レンズは、自己負担ですが、先進医療になります。
先進医療指定病院で手術を受けるなら、民間の保険で先進医療保険に入っている場合全額が補填されるみたいです。
先進医療特約の保険に入っている方は選択において、金銭的な負担が少ないですね。保険会社に確認し、メリット·デメリットを比較して検討されてはいかがでしょう。
私は、先進医療特約をつけていなかったので、選択が楽でした。
選択肢が多いと悩みも多くなるってこういうことでしょうね。
目の手術怖い。
でも今より薄くて軽いメガネになるなら嬉しい。
次の診察日は5月初め、いつ手術出来るでしょうか