「Excel、Vlookupを使えますか」とよく聞かれます
2017.03.31.
深冬です。
派遣スタッフをしていました。
「どれくらいExcel使えますか?」
と派遣会社によく聞かれましたが、それと同時に、
「Vlookup、使えますか?」
とも聞かれます。
この関数を使えるかどうかは、もしかして「出来る人、出来ない人」の別れ目の一つなのでしょうか?
私はそうとも思えませんが、覚えておくと、「はい、大丈夫です。」と言えます。
関数なら、SumifやSumifs、IfとかIsna、Iserrorなんかの方が面白いし、お得だと思うんですが、少数意見でしょうか・・・。
さて、気分を変えて。
Vlookup関数を、ちょっとした空き時間に一度トライしてみませんか?
【 Excel関数 】
Vlookupは、範囲の左端列を検索し、指定した検索値と同じ行にあるセルにある値を返してきます。
例えば下の表なら、
B3セルに入力された数字を「検索値」とした式を、その隣のC3セルに入力します。
「検索値」に「8」と入れているので、返してくる値は「108」となるはずです。
1.C3セルに、Vlookup関数式を入れます。
=v
と入力したら、次のようなプルダウンリストが出てきます。
Vlookupを選択して、[Tab]をクリックしましょう
すると今度は、引数のガイドが出てきます。
検索値,範囲,列番号,[検索方法]
検索値:ここでは、B3セルをクリックして、「,]を入力します。
範囲 :表全体を範囲指定し「,]を入力します。
列番号:範囲指定をした中で、左から何番目かを入力します。
今回の場合、C列を検索します。
Excel全体からみれば3列目ですが、
範囲した表の中では、2列目なので、「2」と入力し「,]を入れます。
2.列番号と「,]を入力すると、「検索方法」について、下記のような表示が出ます。
[FALSE-完全一致] を選択してください。
[Tab]キーを押し、[Enter]キーを押下すると、完成です。
[検索方法]には、必ず「False」と入力することをお勧めします。
そうしないと、検査値「8」が無かった時、検査値より小さい値のうちの最大数を返してきます。
「False」を入れておけば、「8」が無かった時、エラー値「#N/A」を返してくれます。
「8」が、検索列の中に無いんだということが分かります。
この「無い!!」とわかることは、時に大事です。
活用して頂ければ幸いです。
追記:セルを絶対参照にするのもお勧めです。