空のいろ

本、映画、TVドラマの感想を書いてます。悪性リンパ腫になってしまいました

「貴族探偵」初回。使用人さんキャラ、今後に期待します

「貴族探偵」見ました。
私は、面白かったです。
「貴族ごっこ探偵団」って感じでしょうか。
日本人は、「貴族」にリアリティを感じないと思うのですが、わたしだけ?
貴族さんと使用人さんたちの役割分担が、ごっこ遊びに見えます。
それが面白い。


第一話は、大人しめに始まったという印象を受けました。

ただ、使用人キャラが、今一つ使用人に見えないかな・・。
手さぐり中なのでしょうか。回を重ねるごとに、馴染んでくるのかもしれません。

中山美穂さんが、どうしても身分を隠した女主人に見えてしまう・・・


番組最後のテロップで「ファンタジードラマです。」とあり、ツッコミを楽しんでねという趣旨が明記されていましたが、ツッコミがいがありすぎて、どうしたものか。

一見、普通に威勢のいいヒロイン愛香も、探偵の師匠切子さんとの生活はちょっと奇妙な感じ。
「貴族」さんたちのやっていることは、何処から見てもイシュージョン。再現映像を作ってしまうところが、徹底してていいなぁ。

ご令嬢の依子は、緊張感ゼロの超マイペースなところが素敵でした。レギュラーキャラじゃないのかな? コメディーに華を添えてくれそうなのに。

愛香のスマホ、ギリが、だんだん個性を持った会話を始めるようになったら面白いけど、そこまではないか・・・。


「推理などと言う雑事は、使用人に任せておけばいいのですよ。」
という貴族さんの言葉に、愛香ちゃんは腹を立ててましたね。
でも、気の効く人というのは、常に先を読んで行動する人です。それも「推理」しているといえるかもしれない。
その上で、貴族さんたちをチームと考えるなら。
方針を決めたら、後は口出しせずに仕事を任せてくれる「上司」=「貴族さん」は、「使用人」=「従業員」にとっては、下で働く身としては悪くない相手かと。
常に能力を磨き続けなければならなければいけないでしょうが、それを「やりがい」だと思えるなら問題なしです。
あれだけ上から目線で言うのですから、責任取らずに逃げたりはしないでしょう。と、思いたい。


今回は、愛香ちゃんの推理は間違っていましたが、正しい回もあるのかな。
もしあったら、その時の貴族さんのリアクション、きっと愛香ちゃんをイラっとさせるんだろうなぁ。


今後のはじけっぷりと、実はシリアスなのだろう謎の存在に、期待します。